そのためには「ある程度の頭金」が必要になります。
このときの目安とされているのが「購入価格の2割」という数字です。
この数字の根拠はどこにあるのでしょうか。
第一の理由は「金融機関の選択肢が狭まってしまうから
フラット35を利用する場合「建設費または購入価額の9割」までが融資限度額です。(SBIモーゲージは全額融資が可能ですが、これはフラット35と独自ローンを組み合わせることで可能になるものです。)
また、民間の住宅ローンなどでもGE Moneyの住宅ローンなどは全額融資が可能ですが、たいていは「購入金額や物件評価額の8〜9割程度」となっています。
つまり、金融機関の融資審査をスムーズに通過するためには「2割の頭金」が必要になるということです。
これが「頭金が2割は必要」といわれている最大の理由です。
第二の理由は「資金的に余裕ができるから」
無理なく返済を続けていくためにも、十分な頭金を準備して支払い総額を抑えることが、上手な住宅ローンの利用法です。
返済期間30年間 4%の金利で融資を受けたケースを例にしますと、200万円の頭金を準備するだけで、支払い総額で150万円近く節約できる事がお分かりかと思います。
このように頭金は支払い総額を大きく抑える効果がありますので、購入を決断されたら早めに頭金の準備をしておきましょう。
例)返済期間30年間 4%の金利で融資を受けたケース
支払い総額の比較
3000万円の融資を受けた場合
約 5156万円
頭金200万円を準備して2800万円の融資を受けた場合
約 5012万円
第三の理由は「将来売却が困難になるから」
マイホームを売却する場合、その売却価格は購入時の価格より低くなるのが一般的です。
もしも購入時の借り入れ金額が大きいと、売却価格がローン残高を下回ってしまうケースがあります。
この場合、マイホームに設定された抵当権がはずせなくなりますので、差額を現金で準備しなくてはなりません。
このように、将来売却をお考えの方は、頭金を十分に準備して借入額を少しでも抑えておく必要があります。
金利上昇がささやかれる最近の情勢をみると、GE Moneyの住宅ローンやSBIモーゲージを利用することで低金利の内に頭金ゼロで住宅ローンを組むことも一つの手段ですが、きちんと返済計画を考えることだけは忘れないようにしましょう。
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